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巨厥ーKoketu

任脈
上腹部、前正中線で、斉の上6寸。
知覚神経:第7肋間神経前皮枝。
運動神経:
局所解剖:皮膚 → 皮下組織 → 白線 → 腹横筋膜 
     → 腹膜外脂肪 → 筋膜

デルマトーム:T7
T7支配領域にあるツボ
体幹前面:巨厥(任)、幽門(腎)、不容(胃)
     上脘(任)、腹通谷(腎)、承満(胃)

体幹背面:至陽(督)、魂門(膀胱)

T5~T10デルマトーム領域は、
上中腹部消化器病変の交感神経反応の現れるところ。

心の募穴。

作  用:安神寧心、寛胸止痛
主  治:胸満、息切れ、咳嗽、喘息、胃脘痛

土が金を生じなかったり、
胃気が上逆して起こる呼吸器の症状に用いる。
巨厥穴の深層には腹腔神経叢があり、上部消化器(肝臓、脾臓、
胃腸管、膵臓)および腎臓、
副腎髄質の働きは腹腔神経叢に統括される。
よって巨厥穴には多臓多種にわたる病の治療に用いられる。

「巨」は並外れて大きいこと。厥は「宮中」のこと。
宮中の存在の大きさをなぞらえての命名。
また巨厥は「大牌楼」のことでもある。
「牌楼」とは里坊(区域)にある門のようなもの。
中華街でみるあれである。
肋骨弓の頂点に位置するこのツボを牌楼に見立てての命名
と思われる。



今日の問題
膀胱経について正しい記述はどれか。

1.下腿の流注は遠心性である。
2.心包経と表裏の関係にある。
3.腎経から連なる。
4.陰に属する経絡である。


答えは次回の文末。



前回の答え
4

1.肺経の絡穴は列缺。
2.腎経の絡穴は大鐘
3.大腸経の絡穴は偏歴






鳩尾ーKyuubi

任脈
上腹部、前正中線上で、胸骨体下端の下1寸。
知覚神経:第6肋間神経前皮枝
運動神経:
局所解剖:皮膚 → 皮下組織 → 白線 → 腹横筋膜 
     → 腹膜外脂肪 → 腹膜

デルマトーム:T6
T6支配領域にあるツボ
体幹前面:鳩尾(任)、大包(脾)
体幹後面:霊台(任)、膈兪(膀胱)

T5~T10デルマトーム領域は、
上中腹部消化器病変の交感神経反応の現れるところ。

作  用:和中降逆、清心化痰
主  治:癇症、癲狂、動悸、胸痛

鳩尾、巨厥は癇症(てんかん)治療の経験穴。
癇症は痰があるために起こるから、
癇症をよくするためにはまず痰の治療をすることが必要。
本穴には脾胃を調理の「化痰」の作用がある。

胸骨剣状突起が鳩の尾に似ていることからの命名。


〇痰(痰飲)について
痰(痰飲)とは肺脾腎の3臓の機能が失調したために、
水液代謝に障害がおこって生じる病理的な産物である。
粘稠なものを痰、水様のものを飲という。
痰には有形のものと無形のものがあり、
有形のものは気道から喀出される
一般的に痰と呼ばれるもの。無形の痰とは、
臓腑経絡中に停滞しているもの。
中医学では原因不明の病は痰邪により
生じることが多いと考えており、「怪病多痰」といわれる。

痰飲は主に肺失宣降による水津の停滞、脾失健運による水湿の停滞、
腎陽虚衰による水湿不化・三焦不通による水気互結などにより、
湿が集まることで形成される。




今日の問題
手の小指尺側爪甲根部から始まる経絡はどれか。

1.手の太陽小腸経
2.手の陽明大腸経
3.手の少陰心経
4.手の厥陰心包経


答えは次回の文末



前回の答え
2

奇経の意義として分類するときの定義
1.人脈は陰の海
3.帯脈は諸経を束ねる
4.衝脈は経脈の海

陽蹻脈と陰蹻脈は共同で人体の運動をつかさどる
陽維脈は諸陽の会
陰維脈は諸陰の会



中庭ーChuutei

任脈
胸部、前正中線上で、第5肋間の高さ、胸骨と剣状突起の接合部。
知覚神経:第5肋間神経前皮枝
運動神経:
局所解剖:皮膚 → 皮下組織 → 放線状胸肋靭帯と肋剣靭帯 
        → 胸骨と剣状突起の接合部

デルマトーム:T5
第5支配領域にあるツボ
体幹前面:中庭(任)、歩廊(腎)、乳根(胃)、食竇(脾)
体幹後面:神道(督)、膈関(膀胱)

T5~T10デルマトーム領域は、
上中腹部消化器病変の交感神経反応の現れるところ。
 
作  用:寛胸消張、降逆止嘔
主  治:腹痛、心痛、動悸

庭は宮殿の前の広場のこと。
膻中穴の下にある庭ということからの命名。



今日の問題
内眼角で接続している経絡はどれか。

1.足の太陰脾経
2.足の少陰腎経
3.足の厥陰肝経
4.足の陽明胃経


答えは次回の文末



前回の答え
1

2.足の少陰腎経は足の小指の外側に始まる。
3.足の厥陰肝経は足の第1指外側に始まる。
4.足の陽明胃経は鼻に始まる。



膻中ーDanchu

任脈
胸部、前正中線上で、第4肋間、両乳頭を結ぶ線上の中点。
知覚神経:第4肋間神経の前皮枝。
運動神経:
デルマトーム:T4・T5

T4・T5デルマトーム支配領域にあるツボ
体幹前面側面T4(第4肋間):膻中(任)、乳中(胃)、天池(心包)
                 天谿(脾)、輒筋(胆)、淵液(胆)

体幹前面側面T5(第5肋間):中庭(任)、歩廊(腎)、乳根(胃)
                食竇(脾)


体幹後面: T4(T4、T5間):心兪(膀胱)、意喜(膀胱)
   
体幹後面: T5(T5、T6間):神道(督)、膈関(膀胱)

八会穴の気会穴。
心包の募穴。
足太陰脾経、足少陰腎経、手太陽小腸経、手少陽三焦経の交会穴。
作用:宣肺降逆、寛胸化痰、理気止痛、生津増液
主治:胸痛、気喘、乳汁分泌不全など

T5~T10デルマトーム上には、
上中部消化器疾患の交感神経反応が現れる。
ちなみに、C3~C5は横隔膜(横隔膜中心部)反応点
C5~T1は横隔膜(横隔膜辺縁部)反応点であるため、
膻中には交感神経反応も、横隔膜(中心部)反応も出る可能性がある。
上中腹部の病変は、
C3~T10のデルマトーム上
(体幹部前面、第3肋間の横並び線~斉の横並び線)、
体幹部後面(身柱・厥陰兪・神堂~筋縮・胆兪・意舎)
及び体感部側面にあるどこのツボのに出てもおかしくないということである。

中脘、気海と合わせて、三気海の一つ。
眉間(上丹田)、関元(下丹田)と合わせて、中丹田とも呼ばれる。

膻とは胸のこと。その中央に位置することからの命名。


交感神経反応について
内蔵や皮膚、その他の組織に異常がある場合、
その異常が神経的につながりのある内臓や皮膚、筋肉に影響し、
そこにさまざまな変化があらわれる。
内臓体性反射を例としてあげると、内臓に病変がある場合、
内臓を支配している自律神経の求心性線維によって
その刺激は中枢に伝えられ、中枢の修飾を受け、体性神経の遠心性線維
あるいは自律神経の遠心性線維(交感・副交感)を介して
効果器に伝えられ、様々な反射症状があらわれてくる。
例えば、肺に病変が起これば、交感神経を介して、
反射中枢と同じそれぞれの脊髄の高さに対応する皮膚
および筋群に痛みまたは緊張状態等の反射症候があらわれ、
副交感神経を介しては、声のしわがれ、咳などの反射症候が
見られるようになる。
このように、交感神経性の症候群のうち、
皮膚や筋層などいわゆる体壁にあらわれる
症候群を内臓体壁反射といい、
体壁にあらわれる反射は主に交感神経性である。

反射とは?
反射とは、皮膚・筋肉・腱などに与えられた刺激に対し、
無意識に起きる不随意的反応のこと。
すなわち、外部からの刺激は知覚線維の求心性ニューロンから
反射中枢(脊髄、延髄、脳橋など)に入り、
ここで介在ニューロンを経るかまたは直接に、
遠心性ニューロンによって筋肉などの運動器官や皮膚に伝達される。
大脳皮質を介さない点に特徴がある。


横隔膜神経反応について
横隔膜隣接臓器(肺下葉






今日の問題

経絡の流注で接続部が内眼角にあるのはどれか。

1.手の少陽経と足の少陽経
2.手の太陰経と手の陽明経
3.足の厥陰経と手の太陰経
4.手の太陽経と足の太陽経

答えは次回の文末にあります。





プロフィール

ツボマニア

Author:ツボマニア
活動拠点:相模原市南区上鶴間本町9丁目50-18-5

好きなもの:ツボ

きりん堂鍼灸院で働いています。

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